
「いざマンションフォームをやろうと思いたっても、
いったい何から手をつければいいのかわからない!」
そんなあなたのために、マンションリフォームで失敗しないプランの立て方を大公開。
ご存知のようにリフォームは、ひとつひとつ内容が違ったオーダーメイドの商品です。
たとえば、それまでのマンションの住まい方による劣化や故障などによってリフォームの内容が変わるだけでなく、これからどんな暮らしがしたいかなどによっても内容が違ってきます。
また、最近は物件が豊富にある中古マンションを安く購入して、自分の思いどおりにリフォームをする人が増えてきています。
しかし、リフォームは一生の間に何度も経験することではないので、冒頭のように何からはじめればいいのかわからないというのが現実のようです。
最初に結論からいうと、あなたが理想のマンションリフォームを実現するためのポイントは、たったの2つです。
ポイント1 やりたいことを整理する
ポイント2 具体的に要望を伝える
この2つのポイントを押さえておけば、大丈夫です。
とてもシンプルですよね。
以下の3ステップを行えば、この2つのポイントを押さえることができますので安心してください。
では、まず最初に、住まいの不満点をリスト化することから始めましょう。
たぶん真っ先にあげられるのが、設備機器が古くなって使い勝手が良くないという不満ではないでしょうか。
あとは、家族構成が変わって間取りの変更をしなければならなかったりとかもありますよね。
それでは具体的に、次の3ステップにそって絞り込んでいきましょう。
ステップ1 場所ごとに不満点や悩みを書き出す
たとえば、リビングなら「フローリングがキズだらけ」「フローリングがたわんでる」「壁のクロスがはがれている」「床鳴りがする」「床材が汚れている」など。
キッチンなら「ガスコンロの火がつかない」「キッチンが狭い」「キッチンセットが古い」「キッチンの壁が汚い」「キッチンが暗い」など。
同様に洗面室、浴室、トイレ、ダイニング、廊下、和室、子供部屋などについても不満点を書き出します。
このように理由は様々ですが、具体的な言葉にしていくと、リフォームの目的が明確になってきます。
そして、不満点を書き出すときに大切なことは、必ず家族全員の意見を参考にすることです。高齢者、子供などそれぞれ立場が違うので思いもよらぬ不満点がでてくることがあります。
ステップ2 どの段階までするのかを決める
ステップ1で書き出した不満点をそれぞれ次の3段階に分けてください。
A そのままにしておく
B 修繕や補修をおこなって最初の機能まで回復させる
C さらに当初より機能を高める
「ここをこうしたい。あそこをああしたい。」という要望は、言い換えれば不満点の裏返しでもあります。
たとえば、
A 「お風呂にテレビを取り付けたいけど、今回はガマンする」・・・
B 「フローリングのキズは、部分補修(リペア)で復元する」・・・
C 「ガスコンロをIHクッキングヒーターにして家族ともっとコミュニケーションが取れるようにオープンキッチンにしたい」・・・
など、それぞれの項目について行ないます。
このように具体的な目標が決まると、業者さんにも伝えやすく、どの程度できるかなど判断がしやすくなります。
あいまいな言葉では、業者さんに何も伝わりません。
実は、リフォームのトラブルで一番多いのが、「私がイメージしてたのと、出来上がりが違う!」というものです。
こうしたトラブルにならないように、できるだけ具体的な言葉で表現しましょう。
口頭だけでは、「言った」「言わない」のトラブルになることもありますので、できるだけ文書に書いて渡した方がいいでしょう。また、住宅雑誌などを見て、あなたのイメージと合う写真があったら切り抜いて、それを担当者に見せるとわかりやすいでしょう。
さらに重要なポイントが2つほどあります。
重要1 将来の家族構成やライフスタイルの変化を見越しておく。
子どもが成長してきた。数年後に子どもが独立して、夫婦二人だけの生活になる。今まで別居していた親が高齢になったので同居しなければならない。自分も結構いい歳になってきた。
こういう変化をイメージしておくと、子供部屋をもうひとつ増やす、リビングと和室をつなげて広くする、お風呂に手すりを取り付ける、床の段差をなくしてバリアフリーにする、床暖房を設置するなど早めに手を打つことができます。
重要2 できないリフォームを理解する
マンションは、「専有部分」と「共用部分」にわかれています。
「専有部分」は、自己所有なのでリフォームをすることが可能です。しかし、「共用部分」は、各住居人全員の所有物なので勝手にリフォームをすることができません。
そのため「専有部分」と「共有部分」の区別をしっかり理解しておくことが大切です。
意外に思われるしれませんが、玄関ドアや窓のサッシ、ガラスは「共用部分」になりますので、自由に取り替えることはできません。別のものに取り替えたらマンション全体の美観を損なうからです。ただし、玄関ドアの場合については、室内側の塗り替えやカギの交換は可能です。
また、勘違いしやすいのですが、バルコニーや専用庭は防火や避難に関わることから「共用部分」と定められていますので勝手にリフォームできません。
一方、住居内の内装全般は、かなりのリフォームができます。
天井や床・壁の張り替え、扉の交換、キッチンやトイレ・ユニットバスなどの設備の交換、間取りの変更などができます。
さらに、リフォームをする場合は、管理組合にリフォーム工事の承認を求める手続きをする必要があります。承認まで時間がかかることも多いので早めに相談しましょう。
ステップ3 優先順位を決める
ステップ2で書き出した項目に優先順位をつけていきます。
フローリングのたわみなど緊急性の高いものや、家事がしやすいなど暮らしの質を高める重要性の高いものを優先します。
1 フローリングのたわみをなくす
2 IHクッキングヒーターに替える
3 オープンキッチンにする
4 便器を温水洗浄器付きに交換する
5 床をフローリングにする
・・・・・・・・・
夢がふくらんで、ここも、あそこもリフォームしたいとなると必ず予算をオーバーしてしまいます。
そのためには、このように優先順位をつけておくことが大切です。
そうすれば、見積りが予算を超えたときに、省かなければならないところがみえてきます。
あなたも、さっそく、この3ステップにそって、理想的なプランを立ててみてください。
きっと、頭の中がスッキリ整理されると思いますよ。



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